最近気になるUQ mobileのコマーシャル
女王様気質のUQUEEN役の満島ひかりさんと、
おとぼけ執事役の松田龍平さんの二人。
「これからのスマホはすべて、
この私が決めます!」
スマホを掲げながら
威勢よく発表するUQUEEN。
「反対意見のある人は、
足の指を上げてくださーい」
と戸惑う民を気にもせず、
「はい!いないようなので、
決定でーす。」と
強引に話を進めてしまう強引な
UQUEENを見つめながら、
「世の中変えるのは、
案外こういう人かもな・・・」
と心の中でつぶやく執事。
※参照:https://www.uqwimax.jp/cm/
※参照:KDDI株式会社のプレリリースより
貝殻装飾(イタリア語でロカイユ)を
語源とするロココ様式は、
ヨーロッパインテリア装飾の
源流の一つともいえるものです。
優雅で繊細、曲線的なこの様式は
ポンパドゥール夫人の
サロン文化により最盛期を迎えました。
ポンパドゥール夫人は、
たぐいまれな美貌と知性、
その洗練された芸術的センスによって
「ロココの華」と謳われた
18世紀フランス宮廷の影の実力者です。
本名は
ジャンヌ=アントワネット・ポワソン
平民の出身であった
彼女はその美貌と才知で
ルイ15世の心をつかみ、
1745年以来宮廷を牛耳る実力者として君臨。
政治に興味が無かった
王様の代わりに政治に関わるようになり
ついにはフランス王国の宰相のような
存在に登り詰めました。
時代の先端を行く女性らしく、
知力の高さと、政治手腕は確かで
外交面でも力を発揮し、
「私が支配する時代」
自らと言ったほどの
サロン文化で花開いた社交界のトップと言えます。
「贅沢でわがままな女王様」という、
イメージがついてしまっていますが、
サロン文化の発達は、
まだ女性の地位が低く見られていた時代に
女性達の活気的な勉強会的要素を持ち、
虐げられてきた女性の社会進出の
手助けにもなった要因と言えるのかもしれません。
そして、それがフランス革命へ繋がるのだから
歴史的に意義があったのでしょう。
優美さと繊細さ、流線の美しさを活かした
ホワイトエレガンススタイル。
立体的に組まれたカブリオールレッグ(猫脚)と
アクセサリーを思わせる
手彫りの彫刻がソフトでフェミニンなブランシリーズ。
もちろんポンパドゥール夫人の
ほしがる贅沢品では無く
『UQUEEN』(ユークイーン)がお奨めの庶民価格
「シンプルを、みんなに」
ロココ調デザインの歴史を少しだけ、感じてみませんか?